
「どうせ同じお金払って食べるなら、(状態のいいものを)ねぇ」、そう言って彼は微笑んだ。
久しぶりに池下の「メゾンカイザー」に行き、パンを選ぶ。
店長らしき男の人にレジをしてもらう途中、彼の手が一瞬止まり、店員の一人を呼んで、袋に詰めようとしていたのと同じパンを持って来させた。なんでかな?と思っていると、「ちょこっと端のほうが剥がれていたので」と応えてくれた。こっちが気づかないくらい少さな剥がれ具合なのにわざわざ取り替えてくれたことに感動。他にもお客さんは並んでて決して余裕のある状態じゃなかったのに、だ。
また行きたくなったじゃないか。